こどもテクノクラブ チャレンジコース

3つのコース(基礎コース・応用コース・チャレンジコース)の中で、チャレンジコースは、基礎コース・応用コースで学んだ人を対象に、原理や知識を用いて、実際にモノづくりを学びます。

ものづくりを通し、プログラムや電気や機構などの知識を学習し理解を深めていきます。

Raspberry Pi と RCサーボモーターやセンサを使って自分だけのロボットを創り、いろいろなミッションをこなしていきます。

チャレンジコースの目的

ものづくりを通し プログラムや電気や機構などの知識を学習し理解を深めていきます。

チャレンジコースの目標

  • Raspberry Pi および RCサーボを使って車輪をもって動き、いろいろな動作が できるロボットを Scratch や Python をつかってコントロールしていきます

  • ミッションとして ライントレース を想定しています。

コースに描かれた黒い線をたどって どうやって最後まで進むかを考えて各自のアイデアを 組み込んだロボットを製作していきます。

  • いくつかのミッションがあり、だんだんとむつかしい ミッションに 親子で挑戦していってもらいます。

チャレンジコースで学べること

[ 1年間の予定 ]

ミッション1:最初の第一歩 Scratch編

各自のラズベリーパイを使い RCサーボモータを Scratch で 動作させられるようにします。

応用コースで使った ±90度に動く RCサーボと、ぐるぐる回すことができる RCサーボを使ってみます。


ミッション2:

ライントレース のために車体を作ります。

タミヤの穴あきボードを用意し それを車体にします。

ぐるぐる RCサーボにタイヤをはめ、それを車体に取り付け ます。

Raspberry Pi と バッテリー、ブレッドボードを車体に固定できるようにします。


ミッション3:機能スイッチを取り付けよう

コースを走るように自立した時のため、スタートスイッチ、シャットダウンスイッチを取り付けます。


ミッション4:まずは、すいすい動くリモコンカーに挑戦!

Scratch で、お持ちの無線キーボードを使い、リモコンで動くようにします。

右のタイヤの RCサーボ、左のタイヤの RCサーボをどう動かすと、前進やバックすることができるでしょう?

また、右旋回や左旋回、超信地旋回はどうやればできるでしょう?


~ ここでちょっと休憩 ~

キーボードを使って、すいすいリモコンカーでコースを走ってみましょう。

黒いラインに沿って、走ることができましたか?

端から端まで何秒かかりましたか?

まっすぐ走れましたか?

気が付いたこと、気になることを書きとめておきましょう。


ミッション5:ライントレースセンサの取り付け

車体にライントレース用の光センサを取り付けます。

白と黒のマークで反応するか 調整し確認します。

Scratch でも読めるようにしましょう。


ミッション6:センサを見ながら自動走行

センサでライントレースしながら、どうやれば最後まで走行できるか、スクラッチでプログラミングしてみよう。

どうやれば、スマートに、より早く確実に 走行できるか腕の見せ所です。

それぞれのミッションに挑戦してクリアしたら、ミッション達成。

お父さんお母さんやお友達に、工夫した点などを自慢してください。

ここまで進んだら、また新たなミッションがあらわれます。

ここまでたどり着けるかな?


■ お願い

  • 親子兄弟や、授業の友達とも話合いながら協力して、楽しんで進めてください。

いろいろなものについて調べる必要が出てきます。

授業内だけではなく、家庭でも協力して勉強したり検索したりする方法を(してはいけないことを子どもに教えることも含めて)相談し教えてあげていってください。

女性の方は工作的なものは苦手とされる方もおられますが、日頃から料理や洗濯、整理整頓など段取りや効率化の工夫など行っておられます。

工学系が苦手であったとしても、そういった面では十分に子どもたちにアドバイスできると思いますので、ご協力お願いします。

  • 子どもたちと一緒に、新しいことも覚えたり楽しんだりすることができる、非日常の息抜きだと思ってもらって、参加、協力していただけると、ありがたいです。


  • このコースでは 、いろいろ工夫したり、チャレンジしたり、目的に合わせて調べたり投資する必要が出てきます。

チャレンジコースは、各自で自主的に進めるものであって、待っていても与えられません。

新しいものや、使えるかどうかわからないけれど試してみるなど、時間や金銭をかける必要が出てくることを心にとめておいてください。

また、先生方も全てを知っているわけではありません。

今までの経験や知識を使い、できる限りのサポートはしますが、基本は各自の調査や勉強により実現するものだと思ってください。


以上、令和2年度講師より

その他費用

年間受講料の他に、基本教材、初期費用が必要です。

ラズパイ3+ケース

MicroSD

ラズパイ用無線キーボード&マウス

以上は すでに所有の前提


車体 タミヤ No.157 ユニバーサルプレート

ラズパイ用バッテリ RAVPower6700mAh

車輪 x 2

SG90 RCサーボ x2

SG90R 回転RCサーボ x2

ライントレースセンサ x2

その他 ブレッドボードや配線 コネクタ ねじなど


基本は 計7,000円 ぐらい の予定です

各自のトレースカーの追加機能により、金額が変わります。

他のコース紹介

こどもテクノクラブは、チャレンジコースの他に、基礎コース、応用コースがございます。

コンピューターを道具として使うことを学びます。

より深くプログラムとモノづくりの仕組みを学びます。